・注文住宅を依頼するには?
注文住宅を依頼する時には、複数のハウスメーカーからカタログを取り寄せて、プラン内容を比較してみるといいです。
各社、独自の魅力を打ち出したプランが提案されていますので、自分の好みに合ったメーカーを選んでいくことが肝心です。
カタログを見ていくうちに、注文住宅とはどういうものなのか?どういうことができるのか?いくらで購入できるのかなどが、段々と分かってきます。自分たちが思い描く住まいのイメージを具現化してくれるハウスメーカーは、家づくりにおける大切なパートナーです。選ぶ際は慎重に行う必要があります。
・寿命の長い高性能住宅を探そう!
注文住宅を購入する時は気密性、断熱性、耐震性、耐久性の4点に優れた住宅を探すことが重要です。
この4つのポイントは、安全にそして快適に暮らすためになくてはならない要素ですので、絶対に妥協してはいけません。
・快適空間を維持する断熱施工
断熱性能が高いと、1台のエアコンでも少ない電気代で、室内空間を年中快適にしてくれます。
特にお風呂やトイレといった一般の家では空調が効いていない空間にも、空調口が設けられますので、室温と同じ温度にすることができます。
・劣化対策
小屋裏換気や床下換気、防湿措置を行い、湿気による劣化を防ぎましょう。床下・基礎には、防腐・防蟻を行います。構造用の製材はヒノキやヒバを用います。外壁も、耐久性の高いものを選ぶようにします。
・高気密・高断熱
住宅内の温度差によって、ヒートショックを起こし、死亡してしまうケースもあります。ヒートショックは、「暖かいリビングから寒いトイレに行ったとき」「寒い脱衣所から温かい湯船に入ったとき」などに起こります。これを防ぐためには、脱衣所、浴室、トイレなど、住宅内で冷えやすい場所でもリビングや寝室と同じ温度にしておく必要があります。
「すべての部屋に暖房をつける」という手もありますが、光熱費がかかりすぎてしまうというのがデメリットです。気密性・断熱性にこだわることで住宅内の温度差をなくしつつ、冷暖房費を節約することができます。